専門実践教育訓練給付金制度、実際の申し込み方法と申込後の手続き
年末調整の時期になると、お金の事についてもっと知りたくなる南朋です。
今日は、専門実践教育訓練給付金制度の事に、もう1歩踏み込みたいと思います。
制度の概要については過去の記事をご覧ください。
実際に、いつまでに申し込めばいいのか。
専門実践教育訓練給付金は原則、1ヶ月前までに行う必要があります。
1ヶ月前というのは、”実際に通学する日”でも、”入学式の日”でもなく、その年度の4月1日であるなど、学校によって指定が違いますので、進学先の学校に確認が必要です。
その際、申込書を書くだけではなく、
「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける必要があります。
訓練前キャリアコンサルティングは、ハローワークへ行く、若しくは、国家資格キャリアコンサルタントの有資格者との面談によって行うもので、一人ではできません。
そこでは、必ず「ジョブ・カード」を作成する事になります。
ジョブ・カードとは何?どうやって作成するのか。
ジョブ・カード制度とは
個人のキャリアアップや、多様な人材の円滑な就職等を促進することを目的として、ジョブ・カードを「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」のツールとして、キャリアコンサルティング等の個人への相談支援のもと、求職活動、職業能力開発などの各場面において活用する制度です。
ほぼ引用通りですが、ジョブ・カードは、今回のような進学する(職業訓練を受ける)時のために使用するのではなく、将来にわたって自分のキャリアについて考えたり、自分の能力について証明してもらうツールとして使用することができますので、看護師になってからも、このジョブ・カードは有効。
ジョブ・カードの作成については、ジョブカード制度総合サイトから、資料をダウンロードするか、ジョブ・カード作成支援サイトからソフトウェアのダウンロードがオススメです。
https://jobcard.mhlw.go.jp/katuyo/download/electronizedsoft.php
内容は、今まで自分がしてきたこと(自分の価値観)や、これから自分がしたい事(将来の夢や自分の強みなど)それを踏まえて、これから自分がしていく事を記入します。
看護専門学校を志す志望動機にもなりますので、じっくり自分のしてきた事を棚卸ししておくいい機会かもしれません。
また、ジョブ・カードを作成するにあたって、メールで相談することもできます。
迷ってしまった時に、ついつい、検索して誰かの真似をしたくなってしまいますが、自分だけのジョブカードに仕上げ、試験対策にもしちゃいましょう!