新卒の就活日程の廃止へ。看護学生の就職活動はどうなる??
経団連が、2021年から新卒の就活日程の廃止を発表しましたね。
大学新卒といえば、3年生の夏頃から就職ガイダンスが始まって、春になったらエントリーだー!とやっていた訳ですが、それが廃止になるということは、大学3年生の人に内定が出るということでしょうか。最終学年になった時は遊べますね←
就職活動といえば、看護学生の就職活動は、いつ頃からが一般的なのでしょうか。
看護学生全員が就職活動をする訳ではない。
まず、看護学生全員が就職活動をする訳ではありません。附属の病院がある看護専門学校は、学校内で就職試験日が設定されていますし、病院の奨学金を貰っている看護学生は、貸与を受ける事が決まったその時に、内定が決まったようなものですので、そういった学生は就職活動は無いと言っても過言ではありません。
勿論、これに該当する学生であっても、「就職試験を受けたら不合格だった」という事もあり得ますので、事前に他の病院はリサーチする時間が必要かもしれませんね。
看護師の就職活動は、一般の就職活動とは何か違う
就職活動をするにあたり、一般企業とは違うということは、意識しておいたほうがいいかもしれません。
私は、一般企業の就職活動をイメージしていました。沢山病院へ行って情報収集をして、不採用連発、お祈りメールやお祈りお手紙が沢山…「とにかく看護師として働く場所を求めるもの」だと思っていましたが、情報収集をするうちに、違うということが分かってきました。
看護師の転職活動は単に、「とにかく働ける場所を探す」というより、「自分がやりたい看護をできる場所へ行く」というイメージです。
(勿論、不採用ということはありえる話ですが)
自分のやりたい看護というと、1年次や2年次の始めだと、まだ基礎看護学実習しか行っていない時期には、「やりたい看護って・・・」と言われてもピンとこないかもしれません。
私のやりたい看護って、何でしょうか。
看護師のキャリアって、選択肢が多い!
看護師として働くことは、もちろん職場は病院。と、看護学校入学前の私は思っていました。
しかし、看護師のキャリア・看護師の就職先は、非常に多くの場所にあります。
例えば次のような場所があります。
・保育園
・老健施設
・健康診断室(健診センターとも呼ばれますね)
などなど。
病棟だけではなく、人が居るところに看護師あり!という感じでしょうか。
また、”キャリアアップ”という意味では、
・大学、大学院へ進学(もしくは通信教育)
もいいかもしれません。
もちろん、進学資金によりますが、大学卒の学士を取れば看護学部の教壇に立つことができますし、大学院を卒業すれば、エキスパートナースという道が開けます。
大学院で助産師資格が取れるところもあるようですね。大学院の入学資格は「大卒」であることが前提になっていますが、看護学士じゃなくても大丈夫な学校は、大学を卒業していれば、助産師と修士、両方一度に取得するということもできます。
また、臨床でも「認定看護師」や「IVナース」など、一言に”看護師”といっても仕事は多岐に渡るので、実習中や解剖生理などの講義中にも、自分がどんな事に興味があるか、自分が得意な科目何か、把握しておくと就職活動の時に役立つかもしれません。