サバイバル・ナーシング~鬱・DV・離婚…どん底からのリスタート~

バツイチシングルマザー(看護学生)の生活。お金、勉強、育児の両立話などです。

看護と介護の違いって?

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 「看護」って何?

・「看護」とは

その人自身や家族、また地域社会が最大限の健康を取り戻すこと。 またそれが機能するように援助することを目的とした行動のこと。

 

・「看護」の対象者

全ての年代
全ての個人および家族、集団、コミュニティ、健康状態の有無は問わない。

 

・「看護」の支援の範囲

健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。

 

・「看護」の主な仕事

医師が患者へ診察、治療をする際のサポート、また患者に対してのケアをおこなうなど、療養上のお世話をすること。


<具体的な仕事例>

体温、血圧、脈などの測定

注射や点滴、採血などの治療補助

お風呂や食事、病室の療養環境整備など、身のまわりの世話をする

 

 「介護」って何?

「介護」とは

日常生活の援助やその人らしい生活を尊重し、支援していくこと

 

「介護」の対象は...

全ての年代(主に高齢者)
全ての個人および家族、集団、コミュニティ
身体に障害がある方
病人
日常生活支援が必要な方

 

「介護」の主な仕事は...

日常生活における介助。入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の支援をし、QOL(人生の内容の質や社会的にみた生活の質)を向上させること

 

<具体的な仕事例>

介護者の入浴や排せつ、着替え、食事など身の回りの援助と共に話し相手として相談や世間話などメンタルケアをおこなう。
介護の指導、助言を本人やご家族へ行い、介護の環境づくりをする。
 

「看護」と「介護」の違いって?

 「看護」と「介護」の違いは色々ありますが、決定的に違うのは医療行為が出来るか否かというところ。例えば、目薬や軟膏の湿布、ガーゼ交換は医療行為です。

日常生活でよくやる、 爪切り、耳かきなんかも、自分でやると自傷行為にあてはまり、本来は医療行為です。

 

まとめ

「看護」と「介護」を比較してみて同じような言葉でも出来ることの範囲が違うことがわかります。

「看護」は療養上のお世話をすること、「介護」は日常生活における介助が基本的な役割です。
それぞれにしかもっていない知識・情報があり、仕事内容も違います。
きちんと2つの違いを把握することで看護にしかできない仕事、介護にしかできない仕事をこなしていくことができるようになります。