社会人看護学生の人間関係について。敬語を使うか、使わないか。
社会人看護学生の皆様、こんな悩みはありませんか?
・クラスメートに敬語を使うかどうか
・どうやって仲良くすればいいのか
・グループとか、どうしたらいいの!?
今日は、そんな疑問を持っていた私が入学ごはどうしていたか、共有したいと思います。
看護学校は基本的に女子の世界
看護専門学校は、基本的に募集が女子のみや、共学だったとしてもクラスに1割男子がいるかどうか。基本的に女子ばかりの世界です。
女子校で過ごしてきた人でも、学生の年齢層は18~50代と広いので、とても同じノリとは思えません。ジェネレーションギャップがクラスの中で起こります。
「オブラート?えっ、何ですかソレ…」
ジェネギャあるある。
1つのクラスに40から、多いところだと80名程度の人数がいます。ので、正直なところ、クリーンな友人関係ではいられません。会社の女子社員全員と仲良くできるのかどうか?と考えた時にとても難しいと思うように、クラスメート全員と仲良くなることは難しいです。
・クラスメートに敬語を使うかどうか
クラスには前途した通り様々な学生がいます。年下の高校生はともかく、年上のクラスメートに敬語は必要なのでしょうか。
私が考える答えは、「人による」です。
答えになっていないかもしれませんが、敬語を使うかどうかは相手によって使い分ける必要があるということです。
同じ年齢の人と同時に進級・進学する学生時代とは違い、様々な価値観を持った人がいるので、「敬語OK」な人も「敬語NG」な人もいるということです。
クラスメートに敬語なんて…と思うかもしれませんが、入学してから暫くは様子を見て過ごすのが良いでしょう。時間は3年間あります。今すぐ仲良くなれなくても、大丈夫。
・グループが先に作られてて仲間に入れないのでは?という不安
女性はグループが大好き。仲良しグループが作られれば、たちまちグループ外の人は入れなくなってしまいます。
しかし、ここは看護専門学校の特徴かもしれませんが、グループを組むメリットと、デメリットは存在します。特に、授業で。
<メリット>
・入学後の不安は解消される
・グループから学校の情報を得やすい
・支えあいながら過ごすことができる
<デメリット>
・演習や実習のグループからは、いずれはずされる事になる
・グループメンバーが休学・退学した時のリスク
教員は良く学生のことを見ています。(教員も大体女性ですもの。。。)
実習や演習相手を決める際には、人間関係の考慮からか、「絶対に組みたくない相手」を聞かれる事があります。逆に、仲が良すぎると実習・演習のグループからははずし、新しい価値観を持った相手と組むことになるケースが多いです。
患者さんも十人十色、学生も十人十色
看護師も看護学生も、相手にする患者さんは、十人十色、様々価値観を持っています。
社会人として仕事をしてきた経験も、異業種のはずの医療業界で使える経験なのですから、看護は本当に十人十色そのものと言える職業ゆえに、学生のうちから様々な価値観を見て、観察し、受け入れる必要があります。
例えば、この嫌いだな…と思ったとしても、まずはよく観察し関わってみたりして、仲良くなれれば勿論良いし、そうでなくても、その姿勢は良い看護過程の気づきに繋がるのではないでしょうか。