働き方改革って何だろう?
働き方改革ッ!
聞いたことはあるけれど...いまいちわからない、むしろ全くわからない...
何か変わった?そう思われている方多いのではないでしょうか?
実は、兎にも角にも忙しい医師や看護師、医療、病院の未来は劇的に変わっていくことが確実であるです。
・仕事が多過ぎて考えられない!
・とりあえず、奨学金返すことしか考えられない!
・先のこと考える余裕があったらやっとるわ!
このような方は沢山いると思います。
将来、看護師を目指したいと思っている方や、
看護学生、看護師1年目から中堅、ベテランナースの方までみなさんに読んでもらいたいのが働き方改革。
看護師の働き方改革について、なるべくわかりやすくお伝えします。
◼️働き方改革とは?
ざっくり言うと、
「日本人は働き過ぎ、働き方が異常、社畜過ぎるのを改善してQOLを上げましょう!」
これを政府として見直し、
・長時間労働(=残業)を減らしましょう。
・色んな働き方を認めましょう。
・働き方で差別はしないようにしましょう。
というのが働き方改革。
最大のメリットは長時間労働がなくなることです。
まだ残業手当がつけばいいけれど、前残業、サービス残業している方は多いのではないでしょうか?
また、残業があるのを前提に働くと自分の時間が取れない、プライベートどころか休める時間がない。
そんな悪循環に陥っている方も少なくないと思います。
長時間労働でプライベートな時間が取れない
↓
営業職などの方は営業に向かえる時間がどんどん後ろ倒しになる
↓
更に拘束時間が増える
THE悪循環
正直、この働き方改革で就労規定時間等に引っかかって、課税を喰らう企業もあると思います、中小企業だと耐えられず畳むしかない会社もでてくるかもしれません。
医療現場だとどのように変化していくでしょう?
診療の決定を下す医師の残業時間が多い要因として挙げられるのが時間外でのインフォームド・コンセントであると言われています。
患者・家族が病状や治療について十分に理解し、また、医療職も患者・家族の意向や様々な状況や説明内容をどのように受け止めたか、どのような医療を選択するか、患者・家族、医療職、ソーシャルワーカーやケアマネージャーなど関係者と互いに情報共有し、皆で合意するプロセスである
(日本看護協会ホームページより)
ここで、最近取り上げられたニュースを見てみましょう。
・諏訪赤十字病院
家族への病状説明は日中に限ることを決定
・長野赤十字病院
手術や病状や検査結果などの説明を原則医師の平日勤務時間内に行うことを決定
医師のインフォームド・コンセントを時間内に行うことは、同席する看護師にとっても非常にありがたいことで、医師の残業時間が減るということは看護師はもちろんのこと、薬剤師、検査技師、放射線技師などの様々な関連職種にも影響するの残業時間が減って働き方改革に繋がっていきます。
長時間労働、残業を減らしていけば、少子化や過労死、最悪の選択になってしまう自殺などの悲劇を減らしていける第一歩になっていきます。
プライベートな時間も大事に作っていきたいし、遊びたいですよね(本音)