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足立区が平成30年度足立区奨学金返済支援助成制度を新設!得なの?社会人は対象になる?調べてみた。

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2018年10月24日に、足立区が平成30年度足立区奨学金返済支援助成制度を始めました。

 

10月25日~12月6日が募集期間だそうで。

・・・・ところで、これ。私は対象なの?(第一種奨学金借りてる)

ものすっごく気になったので、調べてきました。

 

 

・足立区奨学金返済助成制度って?

足立区では、日本学生支援機構奨学金(第1種)の貸与が決定した人、または貸与を受けている人に対して、貸与総額の半額を助成してくれるそうです。

www.city.adachi.tokyo.jp

 

応募資格 

 

以下の要件を全て満たすことが条件です。
◆ 学校教育法に規定する大学または専修学校(修業年限2年以上の専門課程のものに限る)に平成31年度入学予定、または在学していること。
◆ 申請時において足立区内に引き続き6か月以上居住していること。
日本学生支援機構第一種奨学金(春期募集)を貸与されることが決定している方、または貸与されている方。※今年度秋期の応募をされた方は、来年度以降の募集が対象になります。
日本学生支援機構の給付型奨学金を受けないこと。
◆ 足立区育英資金奨学金の一部償還免除枠採用者として貸付を受けないこと(その他の足立区育英資金との併用は可能)。
◆ 成績優秀と認められ、進学後の目標をもち将来社会に貢献できる見込みがあること。
◆ 区への卒業後の就職先の情報提供など、事業効果の検証に協力できること。

 なんだか条件がちょっと多いので、1つずつ対象になるか詳しく検証します。

 

私(社会人)は、対象になるのか。

応募条件1.◆ 学校教育法に規定する大学または専修学校(修業年限2年以上の専門課程のものに限る)に平成31年度入学予定、または在学していること。

 ⇒看護専門学校は、専修学校で、3年課程です。在学している。OK。

 

応募条件2.申請時において足立区内に引き続き6か月以上居住していること。

 ⇒これは、都営住宅申込み等でもある項目ですね。

問題は、申し込む本人(自分)は足立区民ですが、保護者(親)は都外なので、それが大丈夫かどうかです。

恐らく、住民票の転入日~現在の居住期間が対象になるでしょう。私はOK。

 

応募条件3. 日本学生支援機構第一種奨学金(春期募集)を貸与されることが決定している方、または貸与されている方。※今年度秋期の応募をされた方は、来年度以降の募集が対象になります。

  ⇒日本学生支援機構は、予算があった場合は年中募集しているようです(秋期は2種の場が多いようですが)

 ・第一種奨学金の貸与されることが決定している=予約採用ということでしょうか。残念ながら、こっちは該当せず。

 ・または貸与されている方=こちらは該当しそうです。

 

応募条件4.日本学生支援機構の給付型奨学金を受けないこと。

  ⇒日本学生支援機構の給付型奨学金は、結構条件が厳しかったりします。

申込資格 - JASSO

 大学に進学したことがないことや、住民税非課税世帯等が対象の給付金なので、大卒社会人的には、この条件もクリア。

 給付型奨学金に該当する人は、こちらの方がお得です。

 

応募条件5. 足立区育英資金奨学金の一部償還免除枠採用者として貸付を受けないこと(その他の足立区育英資金との併用は可能)。

 ⇒足立区育英資金奨学金には、「通常枠」・「一部償還免除枠」・「学校長特別推薦枠(特別枠)」・「学校長特別推薦枠(一部償還免除特例枠)」があり、一部償還免除枠採用者でなければ、応募条件はOK

 

応募条件6.成績優秀と認められ、進学後の目標をもち将来社会に貢献できる見込みがあること。

 ⇒・・・・しまった。

推薦書に人物評価を5段階でつけたり、成績証明書を添付することになるようです。完全に学校判断。ここは、祈るしかないですね(笑)

 

応募条件7.区への卒業後の就職先の情報提供など、事業効果の検証に協力できること。

 ⇒大丈夫でしょう。(即答)

さて、ここまで条件を詳しくみたら、社会人でも対象になることができそうです。

 

助成額は具体的にいくらか。

助成額は、日本学生支援機構奨学金第一種の貸与総額の半額が助成額のようです。

実際いくらなのかというと、自宅か自宅外かで貸与金額が違ってきそうです。

 

・自宅:54,000円の場合(自宅最高額)

54,000*12ヶ月*3年間 = 1,944,000円

=助成額 972,000円

 

・自宅外:64,000円の場合(自宅外最高額)

64,000円*12ヶ月*3年間 = 2,304,000円

=助成額 100万円(上限いっぱい)

 

・第一種奨学金:20,000円(自宅・自宅外最低額)

20,000円*12ヶ月*3年間 = 720,000円

=助成額 360,000円

 

しかし、この助成金を受けとるまでには、ちょっと時間がかかりそうなんです。

 

助成条件、とは。

助成金を請求できる時の「助成条件」があります。

 

1.奨学金返済支援助成採用者として進学した方が、正規の修業年限で卒業すること。
2.卒業後10年以内に、2年度分以上足立区に住民税を納付すること。 

 

この2つの条件を満たして初めて、助成金の請求をすることができるそうです。

 

1.奨学金返済支援助成採用者として進学した方が、正規の修業年限で卒業すること。

 ⇒つまり、3年間であれば、留年なしの3年間ストレート卒業が条件。

 

2.卒業後、10年以内に、2年度分以上足立区に住民税をの納付すること。

 ⇒足立区に問い合わせをしたところ、「途中転居しても良いので、10年間の間に2年分、足立区へ住民税を支払って下さい」とのことです。

つまり、助成金が貰えるのは早くても卒業後、2年後。

就職先が足立区若しくはその近郊なら意識しないかもしれませんが、引っ越す予定があると助成金の請求ができなくなるということのようです。

 

助成金を貰うまでの道のりまとめ

実際にお金を貰うまでの道のりは、以下の通りのようです。

 

1.<自分>足立区奨学金返済支援助成制度の募集期間中に、応募書類を出す。

2.<足立区>足立区から助成金を受ける予定の”候補生”として認定する

3.<自分>最短で専門学校を卒業し、2年間働く(住民税課税のレベルで)

4.<自分>住民税を納税した後、助成金を足立区へ請求する。

5.<足立区>助成金を私へ出金

 

ポイントは2で、候補生になっていないと、いくら足立区に住民税を納めても助成金は支払われないそうです。

2年後に忘れないように請求しなければならないところが、年寄りにはネックでしょうか(笑)