サバイバル・ナーシング~鬱・DV・離婚…どん底からのリスタート~

バツイチシングルマザー(看護学生)の生活。お金、勉強、育児の両立話などです。

普段している行動はNG?看護専門学校でのお作法。【スマホと写真の関係】

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校内は写真撮影NG 

電車の時刻表や、看板を写真で撮りますよね。ちょっと覚えておきたいものを撮影して、後で見直したり、確認したりすることはあると思います。

ずっと持ち歩いているし、便利なので、ついカシャカシャ撮ったりすることはよくあります。

 

しかし、

 

看護専門学校は、基本的に校内の何であっても写真撮影はNGなのです。

”何であっても”というのは、例えば、セミナーや看護サミットの広告や、校内で友達と記念撮影を撮る事も、禁止している学校があります。

例えば、授業の時間割変更の事が掲示板に載っていたら、つい撮影したくなりますが、これもNG。

 

世の中をよく見ると、写真撮影は当たり前なのですが、何故看護専門学校になると、NGになるのでしょうか。

 

看護専門学校生の扱いは、”学生”扱いではない

看護専門学校生の皆さん!学生扱い、されていますでしょうか(笑)

これは別に、学生以下の劣悪な扱いを受けるとか、そういった意味ではなく、「一人の社会人として、看護の業を身につける者として扱われる」という意味です。

看護学校にいると、”成人学習者”・”社会人学習者”という言葉が看護の学校で良く聞きますが、それらはどんな意味かというと、富士ゼロックスのページが分かりやすかったです。

 

www.fxli.co.jp

1.社会人学習者の特徴

実は社会人教育を対象とした研究は、それほど多くありません。論文や学会発表のテーマを調べてみても、学校教育を対象とした研究が大半を占めています。「社会人」というものは、教育学者にとって馴染みが薄い存在なのかもしれません。しかしながら、その中でも優れた研究者は存在します。その筆頭の一人がノールズ(Malcolm S. Knowles)でしょう。正確に言えば、ノールズの研究は「成人教育(Adult Education)」なので、社会人以外の成人も研究対象に含まれています。しかしながら、社会人教育を想定して読んだとしても、大変示唆に富む内容です。 ノールズは成人教育の実践方法を議論するに当たり、成人学習者の特徴を、学校教育での学習者つまり生徒と対比することで整理しています。

 (社会人の学び方と学ばせ方ー社会人学習者の特徴と人材開発担当者の役割ーより)

学習者(私たち)は、

・”教えてもらう”という立場(こちらが、一般的に言う”学生”のイメージかと思います)ではなく、

・”学びを支援してもらう立場”(こちらが成人学習者です)の扱いになります。

 

まとめ

看護専門学校生は、いずれ看護師になる立場なので、

・”看護を教えてもらう側”というよりは、

・”看護師になるのを支援してもらう側”ということになります。

なんとなく、同じような言葉に思うのですが、「看護師になるために、普段の行いも看護師に相応しい行動であるべき」というのが、先生方の考えのようです。

 

さて、看護師たるもの、どんな行動が良いのか、というと。

 

写真撮影はNGという事です。

カルテを撮影したり、患者様の写真を撮ったりする看護師なんて、存在しませんよね。

普段の行いを正すというのは、もう30年以上馴染んでしまった癖を直すことは難しいかもしれません。

 

しかし、

 

学校に居る間だけでも、

先生の目に留まりそうな廊下を歩いている時だけでも、

少しずつ看護師に近付いていけたらなと思います。